パパのスーパー戦隊活動

スーパー戦隊をコツコツ見続けて、どんどんハマっていく活動日記

トッキュウジャーを考察する⑨

こんにちは。戦隊パパです。

 

 

今回はトッキュウジャー・コウサツレッシャー。

 

 

『ネロ男爵の皇帝愛』

 

 

自分の事だけを一番に考え、

 

常に謀反を狙ってばかりのシャドー幹部の中で、

 

忠誠心だけは認めても良い」と

 

皇帝の乳母でもあるモルク侯爵に言わせる男爵。

 

彼がなぜそこまで皇帝に忠誠を誓うのか。

 

考察していきたいと思います。

 

 

 

ネロの皇帝への思いは忠誠というより、

 

『愛』だ。

 

 

とにかく彼は皇帝が好きだ。

 

好きで好きでたまらない。

 

それは強烈な片思いだ。

 

 

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その愛は最後まで貫かれる。

 

 

『トッキュウジャーの攻撃を受け、

 

瀕死のゼットに対し、

 

自身の闇全てを捧げて助けようとする。

 

そんな彼にゼットは「あばよ」と

 

感謝ともとれる彼なりの労いの声をかける』

 

 

ネロの嬉しさはいかほどだったか。

 

シャドーにもキラキラがあった素晴らしいシーンだ。

 

 

 

以前の伯爵の件で用いたイギリス爵によると、

 

男爵は爵位で最下位。

 

その為、彼の立ち位置は幹部の中で最下位となる。

 

貴族然としたネロだが、

 

『手柄』をとりたい意思がある発言をしている。

 

ここに注目してみた。

 

 

そもそも貴族に手柄は必要か?

 

もともと世襲制で親の代からの貴族には

 

その概念はあるのか?

 

 

そう考えるとネロは実は元々、

 

シュバルツのような労働階級出身の武人で、

 

戦で手柄を取り続けて、

 

現在の地位を勝ち取ったのではないか。

 

その際に男爵の称号を授けたのが、

 

ゼット皇帝なのではないだろうか。

 

(もしくはゼット皇帝就任前の先代か)

 

労働階級だった自分を貴族にしてくれた皇帝。

 

そのおかげでシャドー軍全てを把握し、

 

様々な実行・指示する権力を手に入れた。

 

少々、やっかいな上司はいるが、

 

それをも上回るほどの待遇に、

 

きっと彼は歓喜したに違いない。

 

だからこそ『手柄』にこだわるのではないか。

 

さらなる高みを狙って。

 

 

 

自分自身を持ち上げてくれた人には

 

感謝するのが一般的だろう。

 

中にはそれをも利用する強者がいるかもしれないが、

 

ネロを見ているとそれは微塵も感じられない。

 

謀反という発想自体ない。

 

自分を引き上げてくれた恩人。

 

好きになる理由は他に見当たらない。

 

 

皇帝に命を懸けて忠誠するネロ。

 

こんな部下がいたら心強いではないか。

 

見方を変えればこんなに

 

自分を信じて愛して、

 

一緒に進んでくれるヤツはいないぞ、ゼット。

 

だから彼を毎度毎度、吹き飛ばさないでやってほしい。

 

でも待てよ、ネロは吹き飛ばされても、

 

皇帝とコミュニケーションが取れたから、

 

喜んでいるかもしれない。

 

「あぁ、陛下、よくぞワシに慈悲深い闇を!」

 

皇帝に対しては急に ¨M¨ になってるかも。

 

下手したらネロの部屋には

 

ゼットのポスターが貼ってあるんじゃないか。

 

それくらいに私はネロの皇帝愛を感じる。

 

 

今回の考察を見てから

 

トッキュウジャーを見返すときは、

 

是非、ネロ男爵とゼット皇帝の掛け合いに

 

注目してみください。

 

なかなか良いものですよ。

 

 

 

それでは今回はここまで~